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2010年 06月 04日
舞泉さんの天ぷらそば。日本酒や一品料理があまりにも美味しいので忘れがちですが、舞泉さんは手打ちのお蕎麦屋さんです。最高級の鰹節でおだしを取った蕎麦つゆは、全部飲んでしまうくらい美味しいのです。ミネラルたっぷりです。 今日飲んだ『東洋美人611』というお酒も美味でした。次回は『雅山流新影の伝説』をトライする予定。 本日は西島先生のスタジオで午前中にバレエストレッチとバレエ中級のクラスを受けた後、5時から二時間は発表会の練習で荻窪。疲れ過ぎて頭が痛いけど、発表会で六曲踊るので、疲れた状態にどうなるかを体感するのもレッスンなのよー。 そうそう、昨日アップした西島先生のスタジオで「大人のバレエの取材があるかもしれないから協力して頂けないですか?」とスタッフの方に言われました。 色々な良い先生のいる色々なスタジオがあると思いますが、私が感じる西島先生のスタジオの特徴的なところは、少人数で、より密度の濃いレッスンであるところだと思います。 また、『踊るギリシア神話』の西島先生を始めとした、超一流の先生の素晴らしい動き、筋肉の付き方、動かし方を間近で見られる。毎日のレッスンが、言わば「一流のダンサーの動きをアリーナ席で」ということも凄いところなのです。 西島先生はダンサーとして超一流なだけでなく、教え方も宮崎でお教室を開いていらっしゃるお母さま譲りだと思うのですが、素晴らしいのです! また、大きく優美に踊る為の秘訣を惜しげもなく教えて下さり、「先生、私などにそんな秘訣を教え下さっていいんですか!?」とたびたび言いたくなる程です。 スタジオに通い始めての4月の終わり頃から間もないのだけれど、人生が変わるくらいのダンスのヒントをたくさん頂いたと思います。 バレエはアンドゥオールの芸術。股関節も膝も足首も爪先も外向きです。それが出来ない私は、出来ない自分に苛立ちつつ、「なんでバレエってアンドゥオールの芸術なんでしょうね?」という質問を大胆にも西島先生にしてしまったのですが、「身体を外へ外へと開くことで旋回しながら天空に登っていくという志向性がバレエにはあると言われています。」とお答え下さいました。 大人のバレエ…色々な経験を経た大人だからこそ、空を飛ぶことの真の素晴らしさが分かるのです。 地上に縛り付けられた肉体がバレエのレッスンでちょっとだけ空を飛べることを体感できたら、楽しいじゃないですか?素敵じゃないかしら? 天国にあって唯一自我を抱いてしまった為に片翼をもがれたルシファーな私も、片方の翼で飛翔を試みては 地面に叩きつけられ墜落してしまうものの、懲りずに何度となく飛翔を試みるのです。(←とかいう私の自虐的ナルシシズムはさておき…) 父&母亡き今、私も自分の死をリアルに意識する年齢にもなりました。若い人よりは残された明日は少ないです。(と言いつつ120歳まで生きてしまったらごめんなさい。)毎日の生活は楽しいことばかりじゃない。嫌なこと、辛いこと、腹立たしいこと、しんどいこともたくさんあります。 人生は悲劇であるからこそ、ハッピーエンドに終わる悲劇でありたいと思っていても、あまりにままにならない人生を投げ出したくなることもあります。 バレエやダンスのレッスンは、そんな大人の日々を美しく生きるためにあるのです。 イマジネーション豊かというより妄想系の私は、山岸涼子の漫画『アラベスク』になぞらえて、西島先生をユーリーミロノフ先生、自分はノンナペトロワだと思うようにして楽しんでいます。「先生の教えにより、いつか透き通って透明な真のロマンチックバレエが踊れるようになるかしら?」とかって。ユーリーミロノフ先生は一人でも、ノンナペトロワは複数いて、しかもみんなノンナペトロワはちょっと歳食ってる、とかいうのも楽しいでしょう。 そんな夢見がちなオバサンである私も、いつの日かバレエやダンスのレッスンが出来なくなる日が来るでしょう。また今現在、こうして西島先生のレッスンに通えることは色々な意味で恵まれていることだと思います。 肉体的、物理的理由でバレエやダンスのレッスンが出来なくなる日が突然来るかもしれない。でも、こうして前向きに楽しく頑張れたこと、不器用な私でも地道な練習を続けたことが、その時の私を支え助けてくれると思うのです。 西島先生はもちろんのこと、突然父が亡くなってから長いブランクの後ダンスを再開した時に出会った私のジャズダンスの先生である新岡紀子先生、そして今まで出会った全てのダンスの先生方にも深い感謝を込めて、心からそう思っています。
by kanotantan
| 2010-06-04 22:20
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